先日バイタミックスを購入しました。
引越しに伴い、これまで使っていたブレンダーを処分したため、ずっと気になってたバイタミックスを思いきって購入。
ブレンダージプシーから卒業!
バイタミックス購入をインスタグラムで報告したところ
「購入を検討しているのでレビューして欲しい」
「なぜA3500を選んだのか理由を教えて欲しい」
「バイタミックスを買って良かった?」
などなど、たくさんのDMをいただきました。
ご要望にお応えするべく、一ヶ月間バイタミックを毎日使った感想をまとめてみました。
バイタミックスの購入を検討されている方の参考になれば!
Contents
バイタミックスを買って良かった?
まず、結論からお伝えします。
1ヶ月間バイタミックスを使い倒した素直な感想。
思いきって買って良かった!
高価な買い物でしたが、毎日かかさず使っているので長期的にみたらコスパは悪くないと思ってます。
メリット&デメリット
個人的に感じたバイタミックスのメリットとデメリットはこちら。
・スムージーのおいしさが格段にアップ
・お店のようなフラペチーノが作れる
・冷凍食材でも刃が止まらずストレスフリー
・野菜の芯や種を活用できようになった
・鍋を使わずスープが作れる
・フードプセッサーとして使える
・複数家電を持つ必要がない
・手入れが簡単
・値段が高い
・海外製品なので大きくて重い
・MAXパワーだとモーター音が響く
・住居によって深夜・早朝の使用は難しい
今までいろんなブレンダーを使ってきたけど、使えば使うほど好きになるのはバイタミックスだけ。
自信をもっておすすめしたいブレンダーです!
ただ、高価な買い物なのでなかなか購入に踏み切れないという方も多いはず。
そんな方のために、購入する際に注意すべき点や、自分に合ったモデルを選ぶポイントなどをまとめました。
なぜバイタミックスを買おうと思ったのか?
まず、私がなぜバイタミックスを買おうと思ったのかについて触れたいと思います。
自身のブレンダージプシー時代を遡ること8年。
まず最初に買ったのはNinjaのスタンダードなブレンダー。(写真の旧版)

これも悪くなかったのですが、フタ部分の洗い残しが気になりました。
あと使っているうちに黒いプラスチック部分の劣化が目立ちました。
黒は汚れると急にみすぼらしく見える。。。
次に購入したのはコンパクトでお値段がお手頃なパーソナルブレンダー。

夜のうちに材料を入れておき、朝はブレンダーを回すだけという使い方をするのに便利。
比較的パワーが弱いのが弱点。
フローズン系の材料だと歯が回らなかったり、ケールなどの葉野菜は攪拌されきずザラザラ感が残りました。
キャップ部分の劣化も早かったです。
ただコンパクトに収納できる点が気に入っていたため、2回ほどこの手のパーソナルブレンダーに買い換えました。
一番最後はハンドブレンダー。
引越しの際に一時的に使いました。
これはフローズン系スムージー作りには全く向かず。
ポタージュや離乳食作りに使ったり、ホイッパーとして使うのに向いてる製品でした。
こんな経緯があり、
やっぱりちゃんとしたブレンダーがほしい!
という欲が高まり、バイタミックスの購入につながりました。
A3500(最新モデル)を選んだ理由
購入にあたり決めていたのは、「静音モデルを選ぶ」ということ。
音が大きいと言われるバイタミックスの中でも、できるだけ音が静かなモデルにしようと思っていました。
わりと安値で市場に出回っているTNC5200やPro500は、バイタミックスの種類の中でも特に爆音という口コミが多く、最初に選択肢から外しました。
そして残ったのは、pro750や780、また最新型のアセントと呼ばれるAシリーズ。
どれもバイタミックスの中で「静音モデル」と呼ばれるタイプ。
Pro750はクラシックなモデル。

バイタミックスといえばこれ!というルックスで、私も好きなデザインです。
Pro750がダイヤル式なのに対し、780は全てタッチパネルになったモデル。

機能面ではPro 750も780も全く一緒です。
考えた末、タッチパネルの方が操作性が高いよな〜と思い、Pro 750を選択肢から外すことに。
最後は最新アセントシリーズを比較しました。(A3500、A3300、A2500、A2300)。
アセントシリーズの中で780と同じような多種多様な自動プログラムがついているのはこのA3500のみ。

ということで、アセントシリーズの中ではA3500の一択!
こちらはバイタミックス初の「デジタルタイマー機能」が付いています。
また、タッチスクリーン操作ですが、手で回すダイヤルもついているので、両方のいいとこ取りといった感じ。
最終的に選択肢に残った780とA3500から、A3500に選びました。
理由は2つ。
理由1:コンテナのフタが透明
そう、780のコンテナはフタが黒オンリーなんです!
これまで経験で、フタ部分が黒だと汚れが目立ちやすく、劣化も早い印象があり、個人的にゆずない点でした。
デザイン的にも透明の方がキッチンに置いた時に威圧感がなくて好き。
理由2:別売のタンブラーをそのまま使える
我が家では、別売のタンブラー式コンテナも購入しました。
A3500を含むアセントシリーズ専用のタンブラー。

こんな風に本体に装着して使えます。

一方、780対応のタンブラーはこちら。

本体に装着した図。(写真の本体モデルはPro750)

外側のカップの使い道が「?」。
これを収納するスペースがもったいないかも。
ということで、結果的にA3500を購入しました。
バイタミックスを買わない方がいい人とは?
「こんな人はバイタミックスを買わない方がいい」というのを先にお伝えしておきます。
大きなお世話だったらすみません。
集合住宅住まいで早朝・深夜にバイタミックスを使う必要のある人
ハイパワーが自慢のバイタミックス製品。
パワフルな分、いままで使ってきたブレンダーに比べて音は大きいです。
後ほど動画で紹介しますが、静音タイプのモデルでもパワーをMAXにするとかなり音が響きます。
最初に使ったときはびっくりした〜
一軒家なら問題ないですが、マンションなどの集合住宅にお住まいの場合、早朝・深夜のシーンとしている中だとお隣さんまで音が聞こえてしまうと思います。
キッチンに余分なスペースがない人
最初にバイタミックを箱から開けて思ったこと。
想像以上に大きい!
この重厚感あふれる佇まいが魅力のひとつですが、キッチンスペースが限られている場合、バイタミックスがかなり存在感を放つことになります。
私が購入したA3500モデルは約縦43.2×横20.3×奥行27.9cm。
容量2リットル、重さは約6.77kg。

お世辞にもコンパクトとは言えません。
ワンルームなどにお住まいで、キッチンがかなり狭い方にはおすすめできません。
初めてブレンダーを購入する人
バイタミックスが他のブレンダーと違う点は、なんといっても値段ではないでしょうか?
一般的なブレンダー製品と比べて大変高額です。
静音モデルで人気のpro750や780、最新型のAシリーズは大体どれも10万円超え。
TNC5200やPro500は約10年前のモデルで、比較的安価でマーケットに出回っていますが、それでも7万円くらいします。
お世辞にもリーズナブルとはいえないですよね。
今回初めてブレンダーを購入するという方は、いったんお手頃価格のブレンダーを買って、本当に日常的に使うか判断してみては?
【動画】気になる音量は?
バイタミックスA3500のミキシングスピードを試した動画です。
動画ではテーブルの揺れが激しくて、最後は録画してたiPhoneが倒れてしまいました。(唐突な終わり方ですみません)
手動のダイヤルで攪拌するスピードを19段階に調整できます。
静音モデルなのでパワー3まではかなり静か。
パワー5までは許容範囲で、それを超えてくるとけっこう音が響きます。
MAXパワーだとまぁまぁ爆音になりますね。
特に冷凍した材料を入れる場合には「ガリガリ」という音が出るので注意。
深夜・早朝にMAXパワーで回すのはよした方が良さそうです。
【動画】各機能と使い方紹介
A3500の大きな特徴として、用途によって自動で調理してくれるプリセットプログラムがあります。
プリセットプログラム一覧:
・スムージー
・フローズンデザート
・ホットスープ
・ディップ/スプレッド
・クリーニング

液晶モニターでは、タイムをカウントしてくれます。
あとどれくらいで終わるのか確認できて便利。
パルスボタンはタッチしているだけでかき混ぜる機能。
「あとちょっとだけ回したい」といった時に使えるあると便利な機能です。
スムージー
基本的なグリーンスムージーを作る動画。
プリセット機能ではバイタミックスが最適なミキシングスピードでスムージーを作ってくれます。
ワンタッチ操作で便利なので私が使うのはいつもこのコース。
バイタミックスの実力を試してみた!
一般的なブレンダーでは攪拌が難しい食材をバイタミックスで試してみました。
生のにんじんを入れるとザラザラした舌触りのスムージーになりがちですよね。
バイタミックスで作ったらどうかで試してみました。
材料:
・生にんじん 1本(皮つき)
・りんご 1個(芯つき)
・オレンジ 1個(種あり)
・アーモンドミルク 50ml
・ピーナッツバター 大さじ1

すると、どうでしょう?
クリーミーで、びっくりするほどおいしいスムージーができました。

超なめらか食感!
実は前からスムージーに使いたかったブロッコリーの芯。
食感が悪くなりそうで躊躇してました。
こちらもバイタミックスで実験。
材料:
・ブロッコリーの芯(2本分)
・りんご(芯つき)
・バナナ
・ケール(硬い茎つき)
・水

結果、こちらも超なめらかな仕上がり。
しっかり攪拌されると青臭さが軽減されて飲みやすくなります。

我が家よく買うCOSTCOのベリーとケールの冷凍スムージーミックス。

これがなかなかクセもので(特に粉々になったケール)、攪拌するのが難しいんです。
これを以前使っていたハンドブレンダーで回した様子がこちら。

攪拌されきれず、ブツブツした仕上がりになってますね。

これをバイタミックスのフローズンコースで回してみました。

色が暗くて見えにくいのですが、見違えるほどなめらかなスムージーに変身。
他にもカシューナッツやアーモンドなどのドライナッツでも試しましたが、全く問題なし。
今まで使ってたブレンダーだと、あらかじめナッツを一晩浸水させる必要があったのでこれは便利。
わざわざ高い値段を払ってナッツミルクを買う必要がないかも?
どんな食材でもパワフルに攪拌してくれるバイタミックスは頼もしい!
フローズンデザート
冷凍した食材を入れる時はフローズンコースを使ってます。
自動で効率的に攪拌してくれるのでコツ要らず。
「タンバー」と呼ばれるかき混ぜ棒が付属で付いてきましたが、今のところ使ってません。
今まで試した中で一押しのフローズンドリンクがこちら。

冷凍バナナ1本、200ml分の冷凍ミクルキューブ、黒砂糖2、3粒で作るナイスクリーム風のフローズンドリンク。
今まで使ってきたブレンダーでは刃が回りませんでしたが、バイタミックスならスムーズに攪拌できました!
旦那氏も「バイタミックスがあればお店の味が再現できるね」と大満足。
今後はアイス作りにも挑戦予定。
スタバのフラペチーノを作る機械もバイタミックス製らしい
ホットスープ
A3500は自動機能では、摩擦力を利用して冷たい食材からホットスープを作れます。
蒸しカボチャ&にんじん(冷蔵庫で冷やしておいた状態)、冷たい牛乳、黒胡椒をホットスープコースで回してみました。
自動コースだと5分45秒で熱々のスープができあがります。

ボタンを押すだけで、超クリーミーでお店で出てくるレベルのポタージュスープに!
野菜本来の甘さをめっちゃ感じる。。。

牛乳を少なめにして、カシューナッツとターメリックを足したら、熱々のプリンみたいになりました。

「これはもはやデザート」と思い、メープルシロップを足して冷やし固めたら、濃厚な野菜プリンに変身。

ひとつ気になった点は、自動コースだとほとんどMAXパワーの状態で回し続ける点。
けっこうな爆音なので、6分弱が長く感じる。
音の大きさが気になる場合は、あらかじめ温めた材料を、スムージーコースもしくは手動でミキシングした方が良いと思いました。
ディップ/スプレッド
A3500の自動ディップ/スプレッドコースでは1分間でナッツバターやパン用スプレッドが作れます。
バイタミックスで作るピーナッツバターが有名ですよね。
我が家にはCOSTCOで買ったピーナッツバターがたっぷりあるので、カシューナッツとクルミでパン用スプレッドを作ることに。
材料は、カシューナッツとクルミを同量。

最初ナッツとクルミだけで回しましたが、パウダー状になった後クリーム状にならず。
作る量が少なすぎた?
途中でMCTオイルを足したらちゃんとスプレッドになりました。

ぺろっとなめてみると、甘味料を足してないのに甘い!
カシューナッツの甘みが引き出されてました。

オイルを足したことでゆるめのテクスチャーに。
冷蔵庫に入れてもガチガチにならず使い勝手の良いスプレッドになり満足。

味の変化をつけるのに、ココア、チョコレート、抹茶、はちみつ、メープルシロップなどを入れても楽しいですね。
自分で作ればフレッシュな味を楽しめるし、安全な材料で作れるのが嬉しい。
コンテナに油分がたっぷりついたので、ナッツバターを作った後は食洗機で洗いました。
バイタミックスの自動洗浄コースでもきれいになると思いますが、フタ部分は別に洗う必要がありそうです。
クリーニング(自動洗浄)
最後に紹介するのは自動洗浄機能。
「コンテナの半分程度のぬるま湯」と「少量の中性洗剤」を入れたら、ボタン一つで内部を自動洗浄してくれます。
重曹やクエン酸を入れる方もいるようです。
手を汚さず洗えるのは嬉しい。
クリーニング中の写真。

泡でいっぱになってますが、フタを閉めていれば中身がこぼれることはありません。
ただ使用後ごとにフタのゴム部分(?)に汚れがたまっていくので、気になったら外して手洗いしてます。
また、A3500を含むアセントシリーズのコンテナは「食洗機対応」となってるので、我が家では食洗機に放り込んでしまうことも多いです。
パンケーキの生地
これはプリセット機能ではありませんが、息子のおやつによく作るバナナ&野菜入りパンケーキを作ってみました。
まず、バナナ、小松菜、ベビーケール、にんじん、卵、プレーンヨーグルト、牛乳をバイタミックスに直接入れます。

材料をミキシングします。(パワー6〜8)

その後、小麦粉とオートミールを加えて、再びミキシング。(パワー6)

すると、なめらかなパンケーキ生地ができあがります。

生地を卵焼き器で焼いて適当な大きさに切ったら完成。

小分けにして冷凍すれば1週間くらい持ちます。
オートミールをあらかじめふやかす必要がないので時短。
短時間でたくさん作れてありがたい!
その他の使い方
バイタミックスを購入した時についてきたレシピブック。

これによると、上で紹介した自動で作れる基本コース以外にもたくさんの使い道が紹介されています。
・ナッツミルク
バイタミックス社の付属レシピ本より
・アイスクリーム・シャーベット
・カクテル
・各種ソース・ドレッシング
・フムス
・バター
・マヨネーズ
・刻み野菜
・粉チーズ
・パンやお菓子の生地
・コーヒー豆のグラインド
・スパイス挽き
・離乳食
バイタミックスひとつで多種多様な料理に対応。
用途ごとに家電を揃える必要がないため、キッチンスペースを有効活用できると思います。
活用すれば結果的にコスパ良し!
バイタミックスを購入する時の注意点
正規品の新品ならVitalife(バイタライフ)という製品保証がついてきます。
私の購入したA3500を含むアセントシリーズなら10年間の長期保証。
ミキサー本体部分の故障であれば、保証期間内は無償修理してくれます。
ちなみに、消耗品の故障(コンテナ・ブレード・ドライバーソケット等)は対象外。
Amazonや楽天で保証付きの正規品を買う際には、「正規品取扱店」とか「保証付き」と書かれた商品を選びましょう。
「並行輸入品」にはご注意を。
【Amazon】で買うならここ!
「Amazonで見る」をクリックで正規品の紹介ページに飛びます。
【楽天】で買うならここ!
「楽天市場で見る」をクリックで正規品の紹介ページに飛びます。
バイタミックスをもっと活用できる本
バイタミックス生活をもっと豊かにするために、バイタミックスの愛用者たちのレシピを参考にするのも良いと思います。
「こんな使い方があるんだ!」と新しい発見ができる本はこちら。
最後に
バイタミックスの購入を迷っている方の少しでも参考になったでしょうか?
私はこの1ヶ月間毎日使い倒し、もはや生活になくてはならないアイテムになりました。
気になってたモーター音も、手動で1〜3位で回せばとっても静か。
時間帯によってパワーを使い分ければ騒音問題も気になりません。
長期間愛用すれば、何度も安価なブレンダーを買い換えるよりも結果的には良いお買い物だと思いますよ。
買って後悔はしてません!
最後までお読みいただきありがとうございました。