米国子育て

洋書から学ぶ!親も子供も幸せになる家庭の作り方

今日は過去に読んだ洋書から学んだ、家庭運営のヒントについてお話しする回。

本日の一冊

和訳で「幸せな家族の秘密」。

アメリカのアマゾンで300件以上レビューがあり、4.5星の高評価を得ている本です。

著者は家族向けコーチングプログラムの開発者。

ファミリーコーチの視点から、幸せな家庭の作り方を親達に向けて書いています。

幸せな家庭の共通点とは?

家庭環境が良好な家族の共通点ってなんだと思いますか?

本書の例が分かりやすかったので、いくつかピックアップしてみました。

頻繁にコミュニケーションを取り合う

お互いをほめて励ましあう

家族への帰属意識が強い

価値観を共有している

家族ぐるみの付き合いがある

問題に柔軟に対応する

いつも家族のことを気にかけている

家庭内に明確なルールがある

家族全員で過ごす時間が多い

我が家の場合はまぁまぁ当てはまっているかな?

「家庭内に明確なルールがあるか?」という点に関してはビミョーです。

我が家は子供がまだ幼児と乳幼児ということもあり、あまり深く考えたことがありませんでした。

でも家庭内でちゃんとルールを決めておくって大切ですよね。

家庭の指針になるような大きなものから、毎日の習慣に関するものまで、あらかじめルールを設けておくと親も楽そうだなと思います。

例:

・子供の前でケンカしない
・週末の朝は必ず家族一緒に朝食を食べる
・新しいおもちゃを買うタイミング
・お年玉の取り扱い
・帰宅したらすぐ手洗い・うがい・手の消毒をする
・自分が出したものは必ず片付ける
・食事中は携帯を見ない
・自分の食器は自分で洗う
・ゲーム時間の制限
・起床・就寝時間の設定

などなど、家庭によって様々だと思いますが、我が家も今後に備えて考えていきたいなと思いました。

窮屈になりすぎない程度にね

家庭をブランド化してみる

よく家庭運営と企業経営は似てるといいますが、本書ではファッションブランドを作るようなイメージで家庭を運営するといいよ、と書かれています。

これは簡単で、理想の家族像に合うと思うキーワードを8個選ぶだけ。

発信するメッセージを決めてブランドの方向性を固めていく作業に似ているので、本では「家庭のブランド化」と呼んでいます。

それでは、実際に本で紹介されている80個のキーワードから3つの例を紹介しますね。

【家族A】

1、礼儀正しさ
2、忍耐強さ
3、集団意識
4、自制心
5、謙虚
6、誠実さ
7、約束を守る
8、献身的

【家族B】

1、身軽さ
2、クリエイティビティ
3、変化を好む
4、オープンマインド
5、想像力
6、旅
7、適応能力
8、大胆さ

【家族C】

1、リーダーシップ
2、起業家精神
3、現実的
4、決断力
5、貪欲さ
6、物事をやり遂げる
7、セルフコントロール
8、個人主義

Aは昔ながらの日本人らしい家族観、Bは自由な発想を好む家庭、Cは起業家タイプといったとこでしょうか?

たった8個のキーワードを選ぶだけでその家庭の色が出ますよね。

本ではこれらのキーワードを家訓のように書き出してパートナーや子供と共有すると良いとしていますが、自分の心の中にそっとしまっておくだけでも十分子育ての助けになると思います。

私のように流されやすい部分がある方には役に立つ手法かもしれません。

家族で夕食を食べると賢くなる?

オバマ前大統領、ジョージ・W・ブッシュ前大統領、アンジェリーナ・ジョリー。

これらの著名人は、子供とのある時間をとても大事にしている(していた)そうです。

なんだと思いますか?

それは、夕食の時間

本書でこんな研究結果が紹介されていました。 

家族と一緒に夕食をとる子供はそうでない子供に比べて以下の特徴がみられた:

・多くの語彙を習得している

・良いマナーを身につけている

・自尊心が高い

・健康的な食生活の習慣が身についている

・十代での飲酒、喫煙、ドラッグ使用、妊娠のケースが少ない

・摂食障害に陥る可能性が低い

・自殺率が低い

以下はミシガン大学での研究結果。

子供の学力と問題行動などのリスクを予測するのに一番役立ったのは、子供がどれだけ家族と一緒に食事をしたかということだった。

家族との食事の時間は学校での勉強時間、教会での時間、運動時間のどれよりも子供の成長に大きな影響を及ぼすことがわかった。

家族関係が良好であることが前提ですが、家族と一緒に夕食を食べる機会が多い子供ほど心身ともに健康に育つ傾向があるようです。

子供と夕食を食べるとこんな良いことがある?

なぜ夕食が一番良いのか?

本では夕食が一番リラックスした状態で食事でき、一日の報告するのに話題が豊富だからだと書いています。

たしかに朝は忙しいし、昼は子供は園や学校に通ってるし、必然的に夕食がベストですよね。

子供にもたらす2つの効果

家族揃って子供と食事をすることで2つの効果があるそうです。

ひとつ目は食事中の会話で語彙力と社交性が養われること。

子供が幼児なら食事の度に新しい単語を数個教えるだけで、同じ習慣のない子に比べて、小学校に上がる前に数千以上多くの単語を習得できるそうです。

数千ってすごい数。。。

毎回違う単語を教えるのは親も大変ですが、意識するだけでも十分効果的だと思います。

ふたつ目は子供の自尊心が育つこと。

食事中の会話で両親や祖父母の昔話をたくさん話すと、子供の自尊心の形成を助けるのに役立つそうです。

自分は先代から続く家系の一員だという帰属意識を持つことが大事で、こういった感覚が身についている子は、無責任な行動を起こす確率が低いという研究結果が出ています。

平日に家族揃って夕食を食べるのが難しい場合は、寝る前におしゃべりするだけでもいいそうです。

難しく考えず、

1、できるだけ家族揃ってご飯を食べる

2、自分の子供の頃の思い出や日本にいる家族について積極的に話す

この2つを意識してやっていきたいなと思いました。

さて、今回はアメリカの育児書のブックレビューをしてみましたがいかがでしたでしょうか?

こういうノウハウ本は英語でも読みやすいので、興味があれば英語の勉強にもなるのでぜひ読んでみてください。

余談ですが、日本の家族がけっこう本格的な家系図を作ると聞いてワクワクしてます。

自分のバックグラウンドを知ることは大人になっても楽しいですね。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。