洋書

誰からも愛される人が持っている共通点

本日の1冊

「誰からも愛される魔法の法則」
〜How To Make Everybody Love You〜
チャチャ・著

サブタイトルは、 「いつでも、どこでも、 どんな人とも仲良くなれる秘訣」。

家族、パートナー、友人、同僚、 もしくは初対面の人からも 愛される人になる ヒントが詰まった一冊です。

誰からも愛される人が持っている10の共通点

本書では、多くの人から愛される人には10の共通点があると書かれています。

まずは著者の言う10個の愛されポイントをさくっとご紹介。

自分軸を持っている

人の意見や周りに流されない。

他人の悪口やゴシップの輪に加わらない。

精神的に自立している

過度に人に依存したり甘えたりしない。

相手の時間や空間を尊重することができる。

いつもリラックスした雰囲気

人との交流を楽しんでいる。

忙しくても話しかけられたら パッと笑顔を見せ、他人のための時間を作ることができる。

よく笑う

ほんのささいなことでも笑い、自然と相手にまた話をしたいと思わせてしまう。

明るい笑い声で周りの人も楽しい気分にさせる。

シェアするのが上手

楽しい話題、役立つ情報などを積極的に周りとシェアする。

自分を通して周りの人の人生が少しでも豊かになればと願い行動する。

自分にも他人にも嘘をつかない

裏表がなく話す内容に信ぴょう性がある。

人のためにした行動に対して見返りを求めない

「私はこれだけやったのになんであなたは何もしてくれないの!?」とヒステリックな気持ちに陥らない。

過度な自己犠牲をしない

人に好かれようと過度に頑張りすぎない。

ちゃんと自分の心と体をいたわることができる。

失敗した人に対して 責め立てず挽回のチャンスを与える

一度の失敗で人を判断しないでおおらかな気持ちで見守ることができる。

自然体で軽やか

好かれたい、認められたいと無理している雰囲気がない。

さて、10つの 「誰からも愛される人が持っている共通点」のうち、あなたはいくつ当てはまると思いますか?

読めば納得するものばかりですが、常に実践できているかと言われるとなかなか難しですよね。

どんな人の心も掴む7つのルール

次に本書で紹介されている「どんな人の心もがっちり掴む7つのルール」について触れていきます。

自分がされて嬉しいことを人に対して積極的に行う

一緒にいると楽しい気分になったり、喜ばせたりしてくれる人を嫌いになる人はいませんよね?

自分がされたら嬉しいと思うことを積極的に周りの人にしてみましょう、というのが著者のアドバイスです。

例えば、夫が食べてみたいと言っていたお店の品をさりげなく買っておいてあげるのもいいかもしれません。

相手を思いやる姿勢を見せれば受けた側は嬉しい気持ちになり、相手にも同じことを返したいと思うでしょう。

まずは自分からきっかけを作ってみてはいかがでしょう?

見返りを求めない

何かしてあげる時、自分がハッピーになるために行動していると意識してみましょう。

相手からの見返りを期待すると「私はこんなにしてあげているのに相手は何もしてくれない!!」とハッピーどころか怒りの感情が湧いてきてしまいます。

本の内容から脱線しますが、昔何かで「100倍の法則」というのを耳にしたことがあります。

自分がしてあげたことは実際よりも10倍多く感じ、逆に人にしてもらったことは実際の1/10に感じるという法則。

喧嘩や不満はこの温度差が原因で生まれることが多いそうです。

うーん、私にも身に覚えがあります。

最初から相手と自分の感じ方には100倍の差があると思っていれば、争いはぐっと減りそうです。

自分だけがしていると感じた時、実は相手もあなたに対して同じことを感じているかもしれません。

見返りを求めそうになったら、ぜひこの法則を思い出してみるといいかもしれませんよ。

誰でも楽しめて相手のためにもなる会話を意識する

パートナーや親しい友人以外の人と会話する時には、誰でも興味のある話題を話すよう心がけてみましょう。

特定の人だけが分かる限定的な話題を避けることで、他の人も会話に参加しやすくなります。

話題が自分が話したいことや知っていることだけに集中しないように気を配りたいところ。

会話をする時は喜んで人の話を聞き、自分の周りの人が得する情報を提供するようにするのが人の心を掴むルールだと書かれています。

自分がされて嫌なことは絶対に人にしない

小さな頃に親に言われて育ったという人も多いかもしれません。

何を嫌に感じるかは十人十色。

普段からこのルールを意識するだけで、むやみに人を傷つけるリスクが減ります。

私も過去に何気ない言動から相手に不快感を与えてしまい反省したことがありました。

人の気持ちを考えた行動というのは、相手に対して安心感を与え、その安心感がお互いの信頼につながります。

感情的な言葉を使わない

カッとなり怒りが爆発しそうな時、自分の思い通りにならずイライラする時、感情的な一言が口から飛び出しそうになりますよね。

勢いに任せてガツンと言ってしまい、「何であんなこと言ったのだろう」と後から後悔したことはありませんか? 

きつい言葉で相手に反省してもらいたいと思うのは自分のエゴなんですよね。

自分が逆の立場ならきっと理不尽に感じて反発したくなるでしょう。

気持ちが高ぶった時は、その場では何も言わず、まずは言葉を飲み込んで、できるならその怒りを一晩寝かせてみましょう。

翌日になって思い返すと、「今思えばたいしたことじゃなかった」と思えることも多いはず。

いつも穏やかな人という印象を持ってもらえるよう、怒りの感情を上手くコントロールする術を身につけたいですね。

他人の失敗に対して許す心と助ける精神を持つ

例えばあなたの同僚が大きなミスをしてしまった時。

そのミスが原因であなたの仕事に影響が出て迷惑がかかるかもしれません。

でもそんな時は相手を責める前に思い出してほしいことがあります。

それは相手が置かれている状況は将来あなたも直面する可能性があるといういうこと。

こんな時は自分の運の強さに感謝しましょうと著者は言います。

その人は将来あなたに訪れるかもしれないピンチに対して、予習するャンスをくれているのかもしれません。

ぜひ思いやりを持って問題を解決する手助けをしてあげましょう。

また周りの人はそんなあなたの姿を見て、この人はいざという時にも信用できるという印象を持つでしょう。

過度な自己犠牲をしない

もし問題や不安をたくさん抱えていたら、他人を励まし助けることはできませんよね。

自己犠牲は美しく見えるかもしれませんが実は間違った自己表現です。

なぜかと言うと、自己犠牲は最終的に腹立たしさ、物足りなさ、被害妄想を招くからです。
「こんなに頑張っているのに誰も認めてくれない」

こんな雰囲気を放っていては、近寄りがたい人になってしまいます。

まずは自分を大切にしてあげてください。

そしていつもよりよく笑い、よく話し、ポジティブな印象を持ってもらえるようちょっとだけ努力してみましょう。

ポジティブオーラを放っている人は、楽しいことや良い人間関係を引き寄せます。

誰からも好かれる人が自然に実践している5つの行動

最後は、誰からも愛される人が自然と行っている5つの行動をピックアップ。

笑顔、アイコンタクト、眉毛の動きを効果的に使う

初対面の人に会う時、一番大事なのは笑顔!!

まずは「感じの良い人」という印象を持ってもらいましょう。

はにかむ程度の笑顔ではなく、歯を出してニコッと笑うと、あなたの明るさと親しみやすさを最大限に伝えることができます。

実は歯を見せて笑う女性を支持する男性は7〜8割で、口を閉じて笑う女性よりも圧倒的に多いというアンケート結果が出ています。

また会話中は、恥ずかしがらずに適度なアイコンタクトを使ってみましょう。

じーっと見つめる必要はありませんが、適度に目を合わせることで相手は話の内容に興味を持ってくれていると感じます。

次に眉毛の動きにも注目。

眉毛??と思うかもしれませんが、実は眉毛もコミュニケーションのツールになるのです。

西洋諸国を始めとするほぼ全ての文化圏では眉毛を上下に動かす動作は 「こんにちは」を意味します。

少し離れた場所に知り合いがいるのを見つけたら、眉毛を上げ下げし「Hey!」と合図を送るといった具合。

初対面の人にはせず好意を抱いている既知の人にしか使わない動作なので、さりげなく親密さを伝えることができます。

遠くから大きな声を出したり手を振ったりするよりスマートな挨拶方法ですよね。

海外のお友達がいる方は覚えておくと便利かもしれません。

アクティブリスニング

聞き上手な人とはもっと一緒に時間を過ごしたいと思うもの。

何となく相手の話を聞くのではなく、うなずいたり、相槌を打ったり、自然に相手の言葉を反復(リフレーズ)してみましょう。

本書では、相槌に使うのは 「うんうん」「そうなんだ」「へぇー」など 相手の会話を妨げない言葉が良いとしています。

簡単なことですが、話の内容にきちんと耳を傾けているという印象を与え、相手は自分のことを大切に思ってくれていると感じます。

ちなみに日本人の相槌の頻度は英語スピーカーよりも多いのが特長。

日本語と同じ感覚で相槌を返すと、 会話を早く終わらせてほしいという合図だと受け取られることも。

英語圏の人と話す時には相槌は少なめにすると覚えておくと、変な誤解を防ぐことができます。

質問して相手のことを知る

初対面の人と何を話したら良いか分からない場合、まずは質問することで会話をスムーズに始めることができます。

相手がどんな人かを知ることもできて一石二鳥。

ある研究では、人は自分のことを話す時、好きなものを食べたり、お金をもらったりした時と同等の喜びを感じるという結果が出ています。

困った時には無理せず助けを求める

分からないことがあれば、無理せず周りに助けを求める。

助けを求めることは、あなたが他人の意見に対してオープンであることの証拠。

周りの人も自分の経験やスキルをシェアして人の役に立ったと感じ嬉しくなるはず。

人との距離を一気に縮めるのにも役立ちます。

人のことをほめる

みんなの前で人をほめると、ほめられた人は誇らしい気分になり、 周りの人はあなたに対して人の良いところを探すのが上手な人という印象を持ってくれます。

さて、本書からどんな人からも愛される人の特徴と行動をピックアップしてみましたがいかがだったでしょうか?

別に普通のことを言っているんですが、自然にいつも実践できているかと聞かれてると私はできてないことも多いなと思う点がいくつかありました。

特にパートナーや家族など身近な人には甘えが出て対応が大雑把になりがちなので、本書の教えを今一度胸に刻んでおこうと思います。

八方美人と本当に愛される人の違いとは?

誰からも愛される人と言うと「そんなの八方美人!」と批判する人がいます。

でもこれは違っていて、本当に愛される人って、別にみんなに対していい顔をするから好かれるんじゃないんですよね。

「こうしたらみんなから好かれるかな」という風に、行動の判断基準が他人軸になってしまっているのが、八方美人と言われてしまう人たち。

一方、本当にみんなから愛される人は、周りの意見に流されず、自分軸に従って行動するから、人から信頼されるんですね。

 好かれるために何かするよりも、自分はどうありたいのかを基準にして行動する。 

これが周りから信頼されて愛される人になる近道なのかもしれません。


※ピックアップされた洋書の要旨を説明することもありますが、 それはあくまでも「前提を共有」することが目的であり、 著者の見解の詳細を伝えることを目的とするものではありませんので、 あらかじめご理解ご了承をお願いいたします。

※セレクトされた洋書にご興味をもたれたら、 是非原書をお読みになることをお薦めします。 おそらくこの記事をお読みになった後であれば、 英語に苦手意識のある方でも予想以上に理解・活用できるかと思います。