洋書ブックレビュー

相手も自分も幸せになる断り方

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突然ですが 

あなたは断ることに苦手意識を持っていますか?

一般的に日本人は断るのが苦手な人種と言われますよね。

今日は断り下手だという方にとって 
救世主になる本をご紹介します!

「断る美学」
〜THE ART OF SAYING NO〜
デーモン・ザハリデス 



本書では断り下手な人には 
以下の特徴や心理が共通していると分析しています。

・お人好し
・人をがっかりさせるのが嫌
・自己評価が低い
・わがままだと思われなくない
・自己主張が苦手
・人との衝突が怖い
・優先順位をつけるのが苦手
・良い機会を逃すのが怖い
〜本書より〜

お人好しな性格の人は
人をがっかりさせたくないという意識が働き
お願いされるとつい引き受けてしまいがち。

自分に対しての自信が無く、自己評価の低い人は
「これを言ったらわがままだと思われてしまうのでは?」
と心配になり断れない傾向にあります。

自己主張が苦手な人は
自分の意見を言って
相手との衝突を生むのが怖くて
つい言われるがままに行動をしがち。

優先順位をつけるのが苦手な人は
何かしらの誘いがあると
「この機会を逃すと損するのではないか?」
と思い、無理に予定を入れてしまい
他の大事なことを後回しにしてしまいます。

断るのが苦手な人は他人に自分の予定を振り回され
自分軸ではなく他人軸で生きてしまう結果に・・・

そうすると 

本当に自分がやらなければいけいことが後回しになり
自分の希望を叶えられない人生を送ってしまうのです。

それでは 上手に断れるようになるには
どうしたら良いのでしょうか?

本書は以下の
10の断るテクニックを教えてくれます。

1. 回りくどい言い方を避け、簡潔に伝える
2. 返事を保留しない
3. 「ノー」を別の言葉に置き換えて断る
4. 言い訳 したくなる衝動を抑える(嘘はNG)
5. 自分の決断に責任を持つ
6. フォローアップするようにお願いする
7. 予定について嘘をつくのをやめる
8. 選択肢を与える
9. 相手の要求にもっと適した人を勧める
10. 要求を受け入れる余裕がないことを説明する

〜本書 より〜

まず、イエスかノーか
相手にしっかり伝えるのが基本。

回りくどい表現は話の要点を
分かりにくくするだけなので避けましょう。

また答えは決まっているのに
返事を保留するのも良くありません。
相手に余計な期待を持たせるだけでなく
決断力に欠けているという印象を与え
どのように断ろうかという事に
時間を費やすことで
あなたの生産性も下がってしまいます。

また断る時には
「助けてあげたいけど、XXXだからできない」
と言うことで
相手へのショックを和らげることができます。

また断る時には
何かと言い訳をしたくなるところ。
でも中途半端な言い訳は相手に
交渉の余地を与えてしまうので注意。
また言い訳のために嘘をつくと
罪悪感が残り
精神衛生上良くないのでやめましょう。

またお願いを断る時、

「できない」のでなく「しない」という選択肢を 

自分が選んだという意識を持ちましょう。

「できないからしょうがない」
と思うと自分自身の決断に
責任を持てない人間になってしまいます。
断ったことによって
どんな結果になっても受け入られるよう
自分の決断には責任を持ちましょう。

「フォローアップ」
については
「返事を保留しない」と
矛盾していると思ったかもしれません。
でも少し違います。
これも断るテクニックのひとつ。

例えば同僚から

「この件について今すぐ手伝って欲しい」
とお願いされた場合

「今はこちらも忙しくて無理だけど、
あと3時間後なら
手伝えるかもしれないからまた聞いて」

とフォローアップするように促します。

助けたい姿勢を見せれば
同僚は嫌な気持ちになりません。
時間を置くことで、
その同僚は他に助けてくれる人を
見つけるかもしれません。
また実際にはヘルプ無しに
問題解決できてしまう可能性もあります。
もし時間が経っても
まだ助けが必要で戻ってきたとしても
あなたは仕事の優先順位を
コントロールできているので
問題ありません。

またどうしてもとお願いされた時は
全部引き受けるのではなく
1と2のどちらかならできるけど
全部は無理と伝えましょう。
こうすることで
自分の時間をコントロールできるし
自分が助けたいと思っている気持ちも伝えられます。

相手にお願いされたことが
自分のよく知らないことの場合は
自分は適任でないことを説明し
他にもっと適した人を教えてあげましょう。
断ると同時に助けることになるので
相手は拒否されたと感じません。

最後に自分がどうしても断りたい場合
相手に交渉の余地が与えないことを示すのが大切です。

例えば1日引越しの手伝いをお願いされた場合

「今日は時間がなくて無理」だと

「1時間で帰っていいから」

と交渉が入る可能性があります。

この場合は
その日のスケジュールをリストアップし
明らかにお願いを受け入れる
余裕がないことを示せば
相手は理解を示して
あきられてめくれるはず。

さて、
上手に断る10のテクニックはいかがでしたか?

これらをマスターすれば
他人のために時間を犠牲にすることなく
自分が本当にやりたいことに集中出来る
環境を作り出せるようになると思います。

断るのが苦手という方は
この本のヒントを参考にしてみてくださいね。


※ピックアップされた洋書の要旨を説明することもありますが、
それはあくまでも「前提を共有」することが目的であり、
著者の見解の詳細を伝えることを目的とするものではありませんので、
あらかじめご理解ご了承をお願いいたします。
※セレクトされた洋書にご興味をもたれたら、是非原書をお読みになることをお薦めします。
 おそらくメールマガジンをお読みになった後であれば、英語に苦手意識のある方でも、
予想以上に理解・活用できるかと思います。

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