洋書ブックレビュー

目標が見つからない人へ。人生の情熱を見つける25の質問

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今回のトピック:

・ 人生の情熱を見つける4つの質問

・ 自分の強みを知る3つの質問

・ 本当に好きなことを知る6つの質問

・ メンタルブロックを外す3つの質問

・ 隠れた欲求を知る6つの質問

・ 行動を起こすための3つの質問

・ 不安な気持ちを乗り越えるコツ

・ 迷った時に勇気をくれる7つの質問

・ 編集者からのアドバイス


達成感のない人生は気の抜けたサイダーのようなものである  〜光野桃〜   

炭酸のきいたサイダーを飲んだ時 パチパチと弾ける刺激に 満足感を感じますが 炭酸が抜けていると ぼやっと曖昧な味で 何を飲んだかはっきりせず 物足りない気持ちになります。

人生にも同じようなことがいえるのではないでしょうか?

コップに入ったサイダーが あなたの人生。

炭酸は夢や目標など あなたが情熱を注ぐもの。

炭酸の量が多ければ多いほど飲み干した後の 充実感が高まります。

さて、 自分の大好きなことを仕事にしたり 夢中になれることだけして ワクワク楽しくてしょうがない という日々を過ごしている人が どれだけいるでしょうか?

仕事や育児に追われて忙しい毎日を過ごしていると、 大好きなことだけして生きることは 幻想のように思えますよね。

そんな状況だと、 人生に幸せや意義を 感じられないだけでなく、 周りの人にも 良くない影響を与えてしまう 可能性があるのです。

「The Seventh Generation Principle(七世代先まで先まで考えよ)」

という言葉を聞いたことがありますか?

これは、ネイティブアメリカンの教えのひとつで、 「何かを決める時は、 そのことの影響を 七代先まで 考えなくてはいけない」「自分の行動は、 七代先の世代まで 繋がり影響を与える」という教えです。

環境問題を考える時に スローガンとしてよく使われる言葉ですが、 私がこの言葉を知った時、 「生き方にも置き換えられるな〜」 と思いました。

というのも、 自分がどんな人生を送るのか、 というのは 自分の中だけで完結せず、 自分の子供や近しい人たちにも 影響を与えるからです。

例えば、 親が毎日充実した生活を送り 人生を楽しむ姿を子供に見せると、 子供は未来に対して希望を持ち、 将来ポジティブに 人生を楽しむ大人になる 確率が高くなります。またそれを見た彼らの子供も そのポジティブな影響を 引き気継ぐことになるでしょう。

それとは反対に 「人生そんなに上手くはいかない」 「夢を叶えるのは運の良い人だけ」 といった人生に対して 消極的な姿勢を見せると、 子供は将来に対して ネガティブな印象を持ち、 挑戦する意欲を失ってしまいます。 またそういった姿勢が、 その家族の価値観として 代々受け継がれていくことになるのです。

情熱を持って、 充実した毎日を過ごすことは あなたを幸せにするだけでなく、 あなたの大切な人たちが 良い人生を送れるかどうかにまで影響します。

でも受動的に生きることに慣れて もともと自分が大好きだったこと 自分の中にあった 「Passion(情熱)」が 分からなくなっている人もいます。

もしかしたら 「私のことかも!?」 と焦った方も いらっしゃるかもしれません。

でも安心してください。

今日はそんなあなたのための 洋書を見つけてきました!

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夢を叶える25の質問

「FIND YOUR PASSION」

〜心の中の情熱を見つける方法〜

ヘンリ・ジュンティラ・著

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アメリカのアマゾンでベストセラーの一冊。 アメリカではこの本で紹介している方法で、 多くの人が自分の中に眠る情熱を取り戻してきました。

この本に描かれている25の質問を通して、 あなたが 「本当にやりたいこと」 「得意なこと」 「夢を叶える方法」 が見えてきます。

もしあなたがすでに 自分のやりたいことを実現して 充実した毎日を過ごしているなら、 この本は不要かもしれません。 でも、 「自分にはもっと良い生き方があるのでは?」 とモヤモヤしている方には、 知って欲しい内容が 凝縮された一冊です。

情熱的な人生を送るのに、 仕事をやめる必要はありません。 極端にあなたの生活を変える必要もありません。 必要なのは、 小さなステップを踏んで少しずつ前進するだけ。  人生を変えるために必要なものは すでにあなたの中に全部揃っているのです。

あなたは今のままでも 十分に価値があり素敵な人だと自信を持ってください。 あとは持っている可能性を 100%発揮する方法を学ぶだけで、 あなたにはさらに素晴らしい人生が待っています。

この本は、 あなたの中に眠る情熱を見つけるだけでなく 知らないうちに自分自身に作ってしまった 心のブロックを外す助けにもなるでしょう。

毎日ワクワクした気持ちで 目覚める瞬間を待つ必要はありません。

この本と一緒に、今すぐに行動を起こしましょう。

(本書より)

著者のヘンリ・ジュンティラは フィンランド出身の一風変わった経歴の持ち主。

彼は18歳から5年間、 オンライン・ポーカー・プレーヤー(プロのギャンブラー) として活躍しました。しかし自分の人生に 何かが足りないと感じた彼は、 経験ゼロから ウェブサイト関連の ビジネスを始めました。

簡単に儲かる、成功するといった 悪質な教材からコーチングまで、 100万円以上の お金をつぎ込んできたと言います。 2009年にようやく 自分のビジネスで 生計を立てられるようになり、 現在までずっと オンラインビジネスをしながら、 場所にとらわれず、 自分の好きなことを 仕事にしながら暮らしています。

そんな彼が、 過去の自分のように やりたいことが 分からなくなっている人や 思うように 夢を実現できていない人を 助けたいと この本を執筆しました。

フィンランド人は日本人に似て、 礼儀が正しく 控えめで恥ずかしがり屋、 でも心は温かく 誠実な人が多いと言われますが、 そんなフィンランド人気質でしょうか?

この本はアメリカの本に多い、 「ミリオネアになる」 「とにかくポジティブ思考が大事」 「積極的になる」 といったグイグイ感が少なく、 「自分の持っているものを生かして より豊かに暮らす」 という日本人に近い感覚で 書かれています。


これから本書に描かれている25の質問を通して、

「本当にやりたいこと」 「得意なこと」 「夢を叶える方法」 を見つけていきます。

質問を始める前に、 著者からこの本を最大限活用するための アドバイスです。

この本はゆっくり読み進めていくよう書きました。

ひとつの質問に対して、 時間をかければかけるほど あなたの考えがクリアになります。 本を読むうちに、 何があなたの心に情熱を与えるのか? 何がそうするのをブロックしているのか?が分かります。

最初のうちは 質問に答えるのに 違和感、困惑、不安を感じるかもしれませんが、 これは普通のことなので安心してください。

時には質問の答えにたどり着くまで 時間がかかることがあるかもしれません。 でも無理に答えをひねり出して先に進む必要はありません。 急がずにじっくり自分の内面と向き合う時間を持ちましょう。

(本書より)

それではいよいよ25の質問です!

自分のペースで 答えていってくださいね。

「ヒント」は 質問をより深く考えるための 手助けとして活用してください。

<質問1> 「夢中になること(情熱的に生きる)」をどのように定義しますか?

ヒント: 「情熱のままに行動している時、私は〜を感じる」「本当に好きなことをしている人生とは 、〜みたいな感覚だろう」

<質問2> 何を基準に充実した人生を送っていると判断しますか?

ヒント: 「充実した人生には〜が必要だと思う」「 〜が起こった時に、私は充実した人生を送っていると感じるだろう。」

<質問3> あなたが情熱を注げるものを見つけたとしたら、それは何ですか?

ヒント: 「自分の夢に向かって生きようとする時、私は〜すると思う」「 私にとって情熱を注げるものを見つけるのが大事。なぜなら〜だから。」

<質問4> あなたが情熱的に人生を生きるために、自分の何を信じるべきでしょうか?

ヒント:「 自分の情熱を人生に反映させるため、私は〜を信じないといけない」「 もし私が〜を信じると決めたら、次のステップは〜することである」

<質問5> あなたは周りの人からどんなことを聞かれることが多いですか?

ヒント: 「私は人に対して〜してあげるのが好きだ」「私は人に対して〜することが好きではない」「 私は人に対して〜してあげた時に充実感を感じる」

<質問6> 自分はどんな性格だと思いますか?

ヒント: 「〜するのが好き」「 〜するのが嫌い。」「よく人から〜のコツをつかむのが上手いと言われる。」

著者がおすすめする 性格診断サービスの 日本語版のリンクは以下。 ぜひ試してみてくださいね。

16の性格テスト: https://www.16personalities.com/ja

日本エニアグラム学会: https://www.enneagram.ne.jp/about/diagnosis/dns01

<質問7> 他の人より簡単にできてしまうことは何ですか?

ヒント: 「一番能力を発揮できていると感じる時は〜している時である。」「比較的簡単にできてしまうこと、やっていて楽しいと感じるのは〜だ」

<質問8> あなたが興味を持っているのはどんなことですか?

ヒント: 「若い頃は〜になりたいと思っていた。」「子供の頃〜するのが大好きだった」「 〜について学ぶのが好きだ。なぜなら〜だから。」

<質問9> あなたが本当に欲しいものは何ですか?

ヒント: 「もし誰もノーと言わなければ、〜をやってみたい」「 私は〜して世の中に何か還元したいと思う」「〜を欲しい/やりたいけれど、いつも無理だと思ってしまう」

<質問10> あなたが望まないものは何ですか?

ヒント: 「考えうる最悪な人生とは〜である」「 私は〜するのが本当に嫌いだ。」「人が〜しているのを見るのが好きでない」

<質問11> 本当に好きなことをして生きることを諦めたら、 何が起きると思いますか?

ヒント: 「心のままに生きることをやめたら、 5年後私の人生は〜になっていると思う」「 毎日少しずつ変わる努力をしていけば、 5年後には私は〜になっていると思う。」

<質問12> あなたの中の内なる声(心の声)はどんなことを訴えていますか?

ヒント: 「私の心の声に耳を傾けるために、私は〜しないといけない」「 本当の自分は 〜したいと言っていると思う。」心の声に敏感になるために、 瞑想をして頭をクリアすることを 著者はすすめています。

<質問13> 今の生活で一番ワクワク感じる瞬間はいつですか?

ヒント: 「もっとたくさん〜できたらとても楽しいだろうと思う」

<質問14> 絶対に失敗しないとしたら、何に挑戦したいですか?

ヒント: 「失敗のリスクがないなら、〜にチャレンジしたい」「スキルと自信を全て兼ね備えていたら、迷わず〜する」

<質問15> 絶対に成功が約束されていたら、何をしますか?

ヒント: 「絶対に成功するなら〜(場所)で〜をしたい。 なぜなら〜だから。」

<質問16> 将来あなたがすでに理想の人生を送れているとしたら、 今のあなたにどんなアドバイスをあげますか?

ヒント: 「未来の自分と話せたら〜を聞きたい。」「未来の私が今の自分に今とるべき行動を教えるなら何だろう? 」「未来の私が知っていて、今の自分がまだ知らないことは何だろう?」

<質問17> あなたはどんな人やことに怒りを感じますか?また悲しみますか?

ヒント: 「人が〜しているのを見るとイライラしてしまう」「 私の心が痛むのは〜な時だ」

<質問18> あなたが最後に何かに完全にのめりこんだ(ゾーンに入った)と感じたのはどんな時ですか?

ヒント:「 体の中から自然とやる気が湧いてきたのは〜した時だった。」「周りのことを忘れて夢中になった理由は〜が〜だったから」

<質問19> 自分の心の声に無頓着であることは、 あなたの成長にどのように影響すると思いますか?

ヒント: 「私が今本当にやりたいことは何? 」自分にとっての次のステップは何だろう?」

<質問20> 本当に好きなことをして 情熱的に生きることのデメリットは何だと思いますか?

ヒント: 「もし私が人生において成功したら、〜することが怖くなるだろう」「心のままに生きることをあきらめた場合のメリットは〜」

<質問21> 恐怖の感情がなくなったら、あなたはまず何をすると思いますか?

ヒント: 「怖いもの無しの自分がいるとしたらきっと〜するだろう。」「恐怖の感情がないなら、 理想の人生を送るための次のステップとして〜するだろう。」

質問14と似ていますが、 今回は少し違った角度から 考えてみましょう。 鍵穴をのぞいている場面を 思い浮かべてください。 あなたの視界は限られています。 鍵穴に鍵を差し込みドアを開け、 その先に進みます。 視界の制限がなくなったことで、 今まで見えなかったものが 見えるようになります。 鍵穴=恐怖感と思って 考えてみてください。

<質問22> あなたが有り余るほどの富を持っているとしたら何をしますか?

ヒント: 「銀行口座に100億円あったら、今すぐ〜したい」「 世界中のお金を全て自分が所有していたら、〜して人々を助けたい」「経済的な自由が保障されているなら、 理想の人生を送るための次のステップとして〜するだろう」

<質問23> あと5年しか生きられないとしたら、何をするべきだと思いますか?

ヒント: 「5年間しか生きられないのなら〜したい」「 5年間しか生きられないのなら〜に時間を使いたくない」

<質問24> 今抱えている問題が全て解決済みだとしたら、何を始めますか?

ヒント: 「もし自分も止めるものがないのなら、〜して暮らしたい。」「やらない言い訳が全てなくなったら、私はようやく〜し始めると思う。」

<質問25> あなたにとって最初のステップは何ですか?どうやって始めますか?

ヒント: 「今日自分が起こせる小さな変化は〜だと思う」「本の質問を考えた後、自分にとっての必要な次のステップは〜だ」


お疲れさまでした!!

「あなたが本当にやりたいこと」 「あなたの強み」 「夢を叶える方法」 は見えてきましたか?

変化に対する 不安な気持ちを乗り越えるコツとして、 著者の実体験を紹介します。

著者のヘンリはガールフレンドを連れて、 1年間スペインに住んだことがあります。

以下は、 その時にどうやって 不安な気持ちを乗り越えたか、 彼の心の中の会話の一部です。 ヘンリ#1が今の彼、 ヘンリ#2が未来の彼だと思って 読んでくださいね。

ヘンリ#1 スペインへの引っ越しについてとても不安なんだ。

ヘンリ#2 具体的に何が不安なの?

ヘンリ#1 何が起きるか分からないことが一番不安。 新しい国に住むということは、 たくさん考えないといけないことだらけ。

ヘンリ#2 それの何が問題なの?

ヘンリ#1 不安に圧倒されて打ちのめされた気分だよ。

ヘンリ#2 でも今それに対して何かできることはある?

ヘンリ#1 特にない。

ヘンリ#2 そうだね。  不安な気持ちって、今どうしようもできない、未来の問題を解決しようと思うから生まれるものなんだよ。 

ヘンリ#1 それなら、  できるだけ準備して、あとは実際その時になってベストを尽くす以外に、不安な気持ちに打ち勝つ方法はないね。   

ヘンリ#2 変化が大きければ大きいほど不安も大きくなる。 僕たちはいつも心地良い場所にいたい性質を持っているんだ。

ヘンリ#1 なるほど。

会話は続く・・・

最後に、 自分の中で 小さな変化を起こしていくには、 未来の自分が今の自分を コーチングしている イメージで行うのが効果的。 もし迷うことがあれば、 以下の質問を 自分に問いかけてみましょう。

  1、今できることは何?
2、それは今関係あること?
3、次のステップは何だろう?
4、どうしたら問題を解決できる?
5、なぜこれが問題なのか?
6、自分が変わるのをブロックする要因は何?
7、未来の自分なら、どうやって解決しようとするだろう? 

<今日のアドバイス>

毎日が同じことの繰り返しに感じる という方は一旦立ち止まってみましょう。もしかしたら 目的を持って主体的に生きることを いつの間にか忘れてしまったのかもしれません。

25の質問は イキイキと生きるために必要な 「あなたのやりたいこと」 を見つける道標になります。

でもせっかくやりたいことが見えたのに

仕事があるから無理 ➡︎ 時間があればできるはず

環境が整っていない ➡︎ 環境さえ整っていればできるはず

経済的に難しい ➡︎ もっとお金があればできるはず

と思ってしまったら、、、

実はこういう気持ちの正体は 自分には才能があるはず 自分だってやればできるはず という、やらないことによって 本当の自分はできるはずという可能性の中に生きていたい欲求なのです。

この思考から抜け出せないと、できない理由が減ったら「もう若くないから 」「独身だったら 」「子供がいなかったら」と今度は別の言い訳を始めます。

不安な気持ちに打ち勝つためには 「エイ!ヤー!」 と思い切ってやってしまう以外にありません。 一番怖いのは 最初の一歩を踏み出すことで やり始めたら意外とできてしまいます。

もしあなたの挑戦が 失敗に終わっても大丈夫。この方法ではダメだと 学べただけラッキーと思うべきです。ロールプレイングゲームのように 経験値が増えたと思って また次の策を試せばいいんです。

たくさん失敗すると 壁にぶつかることに慣れて 挑戦することに抵抗がなくなり、他人からの評価に対する恐怖心も 薄れてきます。

そしたらあなたは最強モード! どんどん夢に近づくスピードが加速していくでしょう。

もうひとつ 私のおすすめする夢を叶えるスピードを 加速する方法は、自分の実力よりもちょっと上のレベルの環境に 身を置いてみること。「等身大」ではなく 「ちょっと上のレベル」 というのがポイント。

自然と周りの環境が 自分の能力や自信を 引き上げてくれるからです。後から振り返った時、「自分も意外とできるじゃん!」 と自信が生まれます。

小さな自信を積み重ねて いつかくる大きな波に 備えましょう!その波に乗れば あなたの行きたい場所へ 一気に連れて行ってくれるかもしれません。もし迷った時は「エイ!ヤー!!」 と心の中で 叫んでみてくださいね(笑)

さて、 今回の洋書ブックレビューは いかがでしたか?

あなたの中に眠る情熱を 見つけるきっかけに なれたら嬉しいです。

それでは また次回お会いしましょう!


※ピックアップされた洋書の要旨を説明することもありますが、 それはあくまでも「前提を共有」することが目的であり、 著者の見解の詳細を伝えることを目的とするものではありませんので、 あらかじめご理解ご了承をお願いいたします。

※セレクトされた洋書にご興味をもたれたら、 是非原書をお読みになることをお薦めします。 おそらくメールマガジンをお読みになった後であれば、 英語に苦手意識のある方でも、予想以上に理解・活用できるかと思います。

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