洋書ブックレビュー

夕食を一緒に食べると頭の良い子に育つ?

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今回はこの本の最終章。

「幸せな家族の秘密」
〜The Secrets of Happy Families
ブルース・ファイラー・著










本日のトピック:

「夕食を一緒に食べると頭の良い子に育つ?」

本書では
家族全員で食事することを
強くすすめています。

ブラッド・ピット、
アンジェリーナ・ジョリー、
トム・ハンクス等の有名俳優から

ジョージ・W・ブッシュ前大統領、
オバマ前大統領まで

家族で夕食をとることを
とても大切にしているそうです。

本書で紹介されている
研究によると、
家族と一緒に夕食をとる子供は
そうでない子供と比べて

飲酒、喫煙、ドラッグ、十代の妊娠、
自殺、摂食障害などに
陥る可能性が低いそうです。

また家族との夕食を楽しむ子供は
そうでない子供と比べて
より多くの語彙と良いマナーの習得し、

健康的な食生活と高い自尊心を
身につけると言います。

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ミシガン大学の研究によると

子供の学力と行動障害などのリスクを
予測するのに一番役立ったのは
子供がどれだけ家族と一緒に
食事をしたかということだった。

家族との食事の時間は
学校での勉強時間、教会に行く時間、
スポーツする時間のどれよりも
子供の成長に大きな影響を
及ぼすことが分かった。

〜本書より〜

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なぜ家族とご飯を食べることが
学力の向上に役立つのでしょう?

著者によると
家族と食事をすると
ふたつの大きな効果があると言います。

まず
食事中に会話することで
語彙力と社交性が養われます。

特に小さな子どもには
食事の度に新しい言葉を
数個教えてあげると

小学校に上がる前に
そうでない子供と比べて

数千以上多くの単語を
習得できるそうです。

次に、
食事の時間の家族との会話を通して
両親や祖父母の昔話しを
聞く機会が増えます。

家族のことをより深く知っている子供は
自分は何か大きなものに帰属している、
自分は孤独な存在ではない
という意識が高まります。

自分のバックグラウンドを知ることで
自尊心や自信が高まり
それが将来の学力にポジティブな影響を
もたらすそうです。

また自分は先祖から続く
大きな家族の一員だという思いから
自分の行動に責任を持ったり
困難に直面した時に
それを乗り越える力に
なるといいます。

なぜ「夕食」が良いかというのは
家族が一番リラックスした状態で食事でき
1日の報告の場として話題が豊富だからです。

毎日一緒に食事するのが難しければ
週末だけでも効果があります。

また帰りが遅いのなら、
夕食ではく午後8時など遅い時間に
一緒にお茶やデザートの時間、
もしくはおしゃべりの時間を
持つだけでも大丈夫。

以下は著者からの
会話に使える質問の
アイディアです。

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「おじいちゃん、おばあちゃんがどこで育ったか知ってる?」

「お父さんとお母さんはどこの高校に行ったか知ってる?」

「お父さんとお母さんがどこで知り合ったか知ってる?」

「家族に起きた一番大きな病気について知ってる?」

「あなたが生まれた時どんな状況だったか知ってる?」

〜本書より〜

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子供がどのくらい
家族のことを
理解しているかを知るために

「〜を知ってる?」

という風に質問するのが良いそうです。

さて、
今回の洋書ブックレビューは
いかがでしたか?

新しい発見をお届けできたなら
とても嬉しいです。

それでは
また次回お会いしましょう!

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