洋書ブックレビュー

なぜすれ違う?男女の思考回路の違いを知る

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本日の洋書ブックレビューで
ピックアップした本はこちら。

4年連続で
ニューヨーク・タイムズの
ベストセラーリストに載った1冊です。

「男と女の会話のすれ違い」
〜You Just Don't Understand〜
デボラ・タニン・著











女性の脳は「共感型」
男性の脳は「問題解決型」
なんて言われますが

女性と男性は
会話に求める
ものが違うため

女性は男性に対して

「適当に話を聞いている」

男性は女性に対して

「どんな言葉を
返したら良いか分からない 」

といったズレが生まれます。

異性との
コミュニケーションに
ストレスを感じる場合には
このズレを解消することが
必要です。

本書はその助けになる1冊。

ある夫婦の例を紹介します。

夫のジョシュは
高校時代の親友が
たまたま仕事で近くに
来ることになり

その友達に金曜〜週末の間
自分の家に宿泊するよう
提案しました。

その日の夜、
ジョシュは妻のリンダに
週末にかけて
友達が宿泊すること、

金曜の夜は
遊びに出ることを
伝えました。

リンダはというと
その週は
ずっと出張に出ていて
金曜の夜に家に帰る予定。

ジョシュの話を聞いて
リンダは怒りました。

最も彼女を 怒らせたのは
ジョシュが自分への相談無しに
勝手に週末の予定を立て
報告だけしたことです。

リンダはジョシュに
確認することなしに
一人で勝手に週末の予定を
決めることはありません。

リンダはジョシュが
なぜ彼女と同じ気遣いが
できないのか?
理解に苦しみました。

そんなリンダに対して
ジョシュはこう言いました。

「何でも妻に確認しないと
なんて言えないよ」

自分の行動について
いつも妻に確認するのは
相手の許可なしには
何も決められない子供みたいだし

妻に尻に敷かれていると
思われるのが嫌というのが
ジョシュの言い分です。

しかし
生活を共にしている以上
一人の行動が
相手の生活にも
影響を与えるのだから

まず同意を取ってから
一緒に予定を立てるべき
というのがリンダの考えです。

またジョシュとは逆に
「夫に一度確認させて」
という言葉は
リンダにとって
ある種の心地よさを
もたらすものでした。

なぜなら自分は一人ではなく
他の誰かと繋がっていることに
安心感を感じられたからです。

二人は最後まで納得できず
こんな感情が残りました。

リンダ:
ジョシュの自分に対する愛情は
自分がジョシュを思う気持ちより
薄くて悲しい

ジョシュ:
リンダが自分の行動を
コントロールしようとしている
自分の自由が奪われていく

これって結構ありがちな
ケンカの構図ですよね?

女性ならリンダの考えに
共感した方も多いと思います。

著者よると

会話に関する価値観には
男女の間に
以下のような
決定的な違いが
あるといいます。

-----------------------

女性は親密さ
男性は独立性を
会話の中で優先する

〜本書より〜
-----------------------

この結果、
男女の行動には
こんな違い現れます。

-----------------------

多くの女性は自分の予定について
まずパートナーに相談する 。
男性はパートナーへの相談なしに
自分で予定を決めてしまう。

〜本書より〜
-----------------------

女性は
意思決定をする際
相手が自分の考えに
同意している
ことを大切にし

決定事項は
お互いの意見の一致
であることを望みます。

男性は
小さなことについて
いちいち話合うことに
煩わしさを感じます。

彼らにとって
大した問題でなければ
自分で判断して
物事を決めることに抵抗がなく
相手には後で報告だけ
すれば良いと思いがち。

些細なことで
相手に時間を取らせることに
罪悪感すら感じます。

この結果

男性は彼らなりに
相手を気遣っていても

女性は
「彼は自分のことしか考えてない」
不満を募らせてしまいます。

-----------------------

多くの女性にとって
会話とは相手と
心が通じ合っていることを
確認する作業。

多くの男性にとって
会話とは自分の考えを伝える場。
自分の意見の独立性が
確保されていることが
何より大切。

〜本書より〜
-----------------------

相手の行動が
理解できなくて
イライライしたら

男女の思考回路の違いを
思い出してみましょう。

少しだけ気持ちが
楽になりますよ。

気持ちが落ち着いたら
できるだけ穏やかに
問題解決を図ります。

「どうしていつもそうなの!?」

「全然気持ちを
分かろうとしてくれない!」

といった言葉はグッと我慢して
頭ごなしな態度を取らないように
気をつけましょう。

自分の尺度で判断して
決めつけないように
相手の主張を
最後まで聞いてください。

自分は相手の主張を
正しく汲み取れているのか?

感情的な判断をしていないだろうか?

常に気をつけましょう。

相手には相手の言い分があるはず。

また自分の考えが
いつも正しいわけではありません。

まずは相手の考えを理解したい
という姿勢を見せることで
より有意義な会話に
発展するでしょう。

さて
本日の洋書ブックレビューはいかがでした?

男女の思考回路の違いが
引き起こすトラブルは
万国共通のようですね。

悩んでいるのはあなただけじゃない。
と励ましてくれる1冊でした。

それでは
また次回お会いしましょう!

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※ピックアップされた洋書の要旨を説明することもありますが、
それはあくまでも「前提を共有」することが目的であり、
著者の見解の詳細を伝えることを目的とするものではありませんので、
あらかじめご理解ご了承をお願いいたします。

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是非原書をお読みになることをお薦めします。
おそらくメールマガジンをお読みになった後であれば、
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