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コーチングを上達させる37の方法
「37 WAYS TO BOOST YOUR COACHING PRACTICE」
スティーブ・チャンドラー・著
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【コーチングから学ぶほめるコツ】
もっとほめたいと思っていても、キャラじゃないと思っているそこのあなた。
分かります、その気持ち。私も以前はそうでした。いつもと違うことをするのって何だか照れくさいんですよね。でもほめ慣れしないことには、ほめ上手にはなれません。
そんなほめ上手初心者の方にぴったりの本を見つけました!
本日紹介するのは「コーチングを上達させる37の方法」。米フォーチューン誌が発表する全米上位500企業をはじめ多くの企業のコンサルタントやビジネスコーチ、セミナーコーチを務めるカリスマスピーカーが書いた本。アメリカアマゾンで5つ星を獲得している人気の一冊です。
「ライフコーチ」という職業を耳にしたことがありますか?ライフコーチとは「コーチング」の手法を使いながら、クライアントとの対話を通して彼らの望む人生を叶えていくのをサポートをするお仕事です。特にアメリカではここ数年、ライフコーチの資格を持つ人が爆発的に増えました。しかし生計を立てられている人はほんのわずか。なかなか厳しい世界です。そんな悩めるライフコーチたちに向けて書かれた本書から「ほめる」エッセンスをピックアップしました。
さっそくポイントチェック!
1、会話をする時は、一人の相手、一つの会話に集中する
基本的に会話とは一対一の間でしか成り立たないもの。目の前にいる相手に100%意識を向けることで効果的なコミュケーションが生まれます。なんとなく片手間にほめるのではなく、しっかり相手の目を見て伝えることが大事。(スマホ片手になんて論外!)あなたのことを気にしてます、しっかり見ていますよという姿勢を示すことが大切です。まずはここから始めましょう。
2、ほめ体質になるのに時間はかからない
ほめる習慣がないのに、いきなりバンバン人をほめるなんて無理と思うかもしれません。新しいことに挑戦しようと思うと気負いしますが、過去の習慣を新しい習慣をすり変えればいいだけです。まずは方の力を抜いて、できることから始めましょう。過去の習慣を思い返さないことも成功の秘訣。
3、苦手な相手をほめる
「ほめる」とは人間関係を円滑にするツール。苦手な相手との関係を良くしたい。でも何を話したら良いか分からない。そんな時はまずはほめてみましょう。ハードルは高めですが、スパイ映画の主人公になったように、ゲーム感覚でこのミッションを楽しんでみましょう。ほめて警戒されても嫌な気持ちにさせることはないので、損することはありません。ほめることで今まで見えなかった景色が開けるかもしれませんよ。
4、イライラしてほめるどころじゃない
何があなたをイラつかせるの?客観的に見つめることが大事。イライラする時、まずは頭の中を整理しましょう。状況があなたをイラつかせるのはありません。その状況に対してあなたが下す判断によって、あなたがあなた自身をイラつかせているのです。イライラする時こそ、違った角度から状況を分析してみましょう。(第三者の目線で)精神が落ち着けば、人をほめる余裕ができるはず。
5、思い込みから解放される
自分はシャイ。内向的な性格だから人をほめるなんて無理。自分の性格はこの先ずっとに変えられないとあきらめていませんか?しかし自分の思う自分の性格とは当てになりません。言ってしまえば、ほとんど思い込みです。自分が変わろうと思えば、未来永劫変えられないことなんてありません。こういった思い込みにはきっぱりおさらば!過去の自分から解放されて、ほめ上手になるための階段をどんどん上がっていきましょう。
さて、今回の本はいかがでしたか?
人の人生をポジティブな方向に導くコーチング。しかしライフコーチも完璧な人間ではありません。彼らも自分の弱点を克服するために奮闘しているのです。今回はそんな彼に向けたアドバイス本からからほめるコツをご紹介しました。
