コラム

養子縁組から学んだ!子供の自己肯定感を育てる言葉

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先日アメリカ人の友人の結婚式に行ってきました。

ハーバードロースクール卒の弁護士と女性麻酔専門医師というハイスペックカップルの結婚!

250名ほど集まる大きな結婚式でした。

新郎の名前はマイケルくん(仮名)。

マイケルくんとはサーフィンという共通の趣味を通じて知り合いました。

彼は見た目が100%アジア人ですが白人のご家庭で育ちました。

養子縁組ですね。

彼のお兄さんは両親の実子で、妹さんはまた別の国から迎えた養子。

なかなかユニークなご家庭です。

わたしのように両親も周りの人も日本人という環境で生まれ育った人間にとって、人種が違う親御さんのもとで育つというのはどんな感じなんだろう?と彼のバックグランドにひそかに興味を抱いていました。

アメリカは養子大国だと聞いたことがありませんか?

ハリウッドセレブの影響もあり、養子といえばアメリカというイメージがあるかもしれません。

統計データによると、アメリカの人口の2%が養子として育っているそうです。

でも子供同士で「You’re adopted!(君は養子でしょ!)」というからかい言葉があったり、アメリカでも養子という言葉は決してポジティブな印象ではないようです。

しかもマイケルくんが育ったのは、容姿が近いアジア人ではなく金髪青目の白人の家庭。

「養子なの?」と周りから聞かれる機会も多かったはず。

そんな言葉をかけられる度に、「自分は一体何者なんだろう」と悩んだりしたはずです。

家族への帰属意識が持ちにずらかったりと、苦労したんじゃないかなぁと思います。

わたしがもし彼の立場だったら、養子というバックグラウンドのせいで「自分は望まれた子じゃなかったのかも」「自分に何か非があったから養子に出されたのかも」なんて、心の中で何度も自己否定を繰り返してしまうかもしれません。

でもマイケルくんは前向きな性格で、学業でも仕事でもバンバン結果を出して、プライベートも幸せそう。

どうしたらこんなにたくましく成長できるの?

今回結婚式で育てのお父さんのスピーチを聞いて、その理由が少しわかった気がします。

 披露宴の30分前にいきなり話してくれないかと頼まれたそうで?何を話したらいいか分からないと言っていましたが(笑)、気持ちがこもった素敵なスピーチでした。

話された内容をまとめるとこんな感じでした。

マイケルは結婚しない主義だと思ってたから、初めて結婚を知らされた時はびっくりしたよ。

考え方を100%変えてくれるような素敵な女性に出会えた証だね。

良い出会いができて僕たちも嬉しいよ。

こんなにたくさんの人たちにお祝いしてもらえるなんて、幸せなことだね。

君のような素晴らしい息子を育てる機会をくれてありがとう。

君の全てを信頼しているし、誇らしく思っているよ。

君のことをこれまでも信じてきたし、これからもずっと信じているからね。

君なら何があってもきっと大丈夫。

この先も自分たちの人生をおおいに楽しんでね

文字してみると改めてうるっときちゃいます。。。

特に、君のことを信じているよという言葉が心に響きました。

「信頼しているよ」
「認めているよ」
「君ならきっとできる」

こんなメッセージが込められている気がします。

君を信じているよと日常的に言葉に出して伝え続けたことで、自己肯定感を育む土台となる「自分は大切でかけがえのない存在」という感覚が、マイケルくんの中にしっかり蓄積されていったのではないでしょうか。

君にならできると信じてくれる人に対して「喜ぶ顔がみたい」「恩返しをしたい」という気持ちが生まれて、学業や仕事面で人一倍努力できたんじゃないかと思います。


わたしの子供はまだ言葉がわからない年齢ですが、「あなたを信じているよ」と日常的に言葉に出して伝えて、自分に自信が持てる子に育てていきたいです。

 子供を持つ身として素敵な学びのある1日でした。

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